写真を拡大 (出典: BCI / Coronavirus Organizational Preparedness 6th Edition 表紙)

BCMの専門家や実務者による非営利団体BCI(注1)は、これまで新型コロナウイルス対応に関するアンケート調査の結果を3月中旬から2週間に1回のペースで実施しており(注2)、5月29日には第6回の調査結果が発表された。読者の皆様の中には「まだやるのか?」と思われた方もおられると思うが、継続的に調査された結果から見えてくることもあるので、本連載での紹介を見送った第5回調査も含めて、調査結果をいくつかピックアップしてご紹介したいと思う。

第5回の調査は5月11日から13日まで、第6回の調査は5月25日から27日までの間に行われている。BCIの調査では欧州からの回答が全体の半分程度を占めるのが普通であるが、新型コロナウィルスに関する一連の調査においては、珍しく回答者のプロポーションがこれまでの6回の中で大きく変動している(注3)。本稿でご紹介する第6回調査では欧州からの回答が44.2%、北米が10.2%、アジアが11.5%などとなっている。

今回の調査は、従業員の職場への復帰や出張など、ビジネスの本格的な再開に関する側面に特に注目されており、アンケート調査もこれらに関する選択肢を若干増やして行われている。